木曜会 600回記念 台湾旅行



HISで台湾に行ったが 現地ではナルワント ツアーに組み込まれていた。
空港に迎えに来るはずの案内人が遅刻 ジャンバーも着ていない私服だった。
経験上 男性のガイドはいい加減で無責任な感じがした。
女性のほうがきちんと仕事をしてる感じ。

ただ初日 足つぼマッサージの店に連れて行かれたのはげんなりした。
怪しげな日本語を使う先生の講義を40分も聞かされて 散々でした。
その後 免税店に放り込まれ また1時間 やすい旅行とはいえ これはいただけない。

宿泊したホテル
昨年までは空きビルだったらしい。
画像はグーグル・ストリートビューより。 設備は新しいせいかなかなか快適でした、ここで3泊しました。
夜は 近くのコンビニ(ファミリーマート)で紹興酒160元をかって3夜とも飲んだ。
どうも台湾人は紹興酒はあまり飲まないらしい、飲み屋でも置いていなくて 日本系のコンビニでしか買えなかった。



グーグル・ストリートビューで 場所を少し移動すると 現在の画像になる。

到着の夜 台湾ビールを飲んだ店 
最近まで車を担保にお金を貸す商売だったらしい。
画像はグーグル・ストリートビューより。





台弯ビール 80元(約320円)


タイエビの蒸したもの 結構高額でした。




行天宮で


バス 車中から 旧総督府











衛兵の交代式



九ふん(九?)のバス停で






パノラマ(2枚を1枚にした合成写真です)


パノラマ








パノラマ



バス停近くの展望台からのパノラマ写真(3枚合成) 雨のため 画像が霞んでいます。




















この木何の木







2015年2月12日


サトヨの漢詩と解説(2015年2月24日追加)

祝慶六百回木曜会(祝慶 六百回の木曜会)

祝六百回訪問台北   六百回を祝してタイペーを 訪問(オト)ない

慶木曜会拾有余年   木曜会の10有余年(ユウヨネン)を 慶ぶ

六百只管挙杯共朋   六百回 ひたすら朋(トモ)と共に 杯を挙ぐ                                                                                   

百欣遊仙界浸湯池   百欣(ヒャッキン)湯地(トウチ)に浸り仙界に遊ぶ

回首観玉山麓古木   (コウベ)を廻らし玉山 山麓の古木を観て

木茶凍頂高山味覚   凍頂(トウチョウ)高山の木茶の味覚を味わう 

曜曜舐烏魚子愛酒   曜曜(ヨウヨウ) からすみを舐(な)め 酒を愛し

会飲更越矍鑠米寿   会飲して更に矍鑠(かくしゃく)、米寿を越えむ

                                                                                            

平成弐拾七年正月

 

 

木曜会の600回を記念して 台北を訪問する。

600回に至るまでに 15から16年かかったが 慶びにたえない。

その間 ひたすら 仲間とともに 飲んだ。

大いにはしゃぎ 時に(草津や伊香保など)温泉地に行き 仙界のような

心境で 遊んだ。

首(こうべ)を回(めぐら)して 富士山より高い(5900メートル)

玉山(新高山――にいたかやま)を臨み

凍頂高山茶のお茶を味わい 明るいうちから からすみを肴に酒を飲む。

これからも 集まって飲み 元気で 米寿の長寿を越えようではないか。


(まとめ)

この度 600回記念の台湾旅行を思い立ち 1月27日から30日の4日間の観光から帰って1週間たたないうちに 2月4日、たまたま我々も乗ったトランス・アジア航空の双発プロペラ機が墜落した。大変ショックなできごとだった。

思えば 今回 三失(サンシツ)というべきことが重なった。

ひとつは HIS旅行社の重要書類が入った書類入れを 各云う小生が家に忘れて E-チケットと財布がないままの旅行となったこと。

幸いEチケットは 空港カウンターで 再発行され パスポートは身につけていたので大事に至らなかったが・・。

ふたつには 台北の空港に 現地ガイドが遅れてきたので 案内看板も ガイドの出迎えもなく迷った事。

最後に 帰りのバスが運転手の寝坊で 30分遅れて ホテルに来た事。

 

最近の台湾事情は 要注意である。いろんな目的の観光客をいわば混載の形で 1人のガイドが受け持ち 次々とガイドが変わる。10のホテルを廻る事もある。バスも頻繁に変わる。大型、中型、マイクロバスなど・・・。最後ホテルに送り届けるガイドが 最後の客まで送らず途中のホテルで降りてしまったことには驚いた。日本では考えられない事だ。

ガイドは 5から6回 人が代わった。全て自分たちのためで観光客が待たされるので 綱渡りのようなスケジュールだった。中継地点は 免税店の中の1画だ。最近では日本語を話す年寄りも 少なくなり変な訛りの日本語で接するガイドが増えた。台湾が中国化され 日本から遠くなった。

台湾機の墜落は こんな印象の中で起こったので 言わないこっちゃないという心境だ。

 

今回のツアー名は 「台湾 いいとこどり旅行 4日間」

旅行代金は 日本円50,680円。ホテルは「グリーンワールド松江」3連泊。

参加者4名。

過去3回のホテルは 中山北路沿いの「アンバサダー・ホテル」、2回目は 会社旅行で行った吹き抜け型の「ミラマ―・ホテル」、その次は家族で行った「円山グランド・ホテル」だった。

 

今回の教訓。

1、3大旅行社(JTB,クラブツーリズム、トラピックス、)から 選べ。

2、日本から 添乗員が付くこと。(特に台湾等)

3、航空会社は 大手。(JAL,ANA)

これらは 海外保険をかけるより 優先する。

 

 

 

 

 

(第1日目 127日(火)日本出発 小雨 温度10度、台北 小雨 温度17度)成田発―台北(桃園空港)―免税店―グリーン・ワールド・ホテル松江―

近くの居酒屋で乾杯)

山手線で 日暮里に出て 結局 9時45分のスカイライナーで 成田空港の第2ターミナルに向かう。

36分の後 ノンストップで 第2ターミナルに着く。車内で eーチケットを出そうとして HISの書類1式と財布の入ったビニールケースを忘れた事に氣づく。

空港着後 空港カウンターで e―チケットの再発行ができる事を知り安堵。パスポートを別に身につけていたので 事なきを得た。くわばら、くわばら。

11時集合で 2時間後の 1320分発なので 余裕あり。同行4人の確認後、カウンター窓口で チェックイン。残りの時間は 

讃岐うどんの店で腹ごしらえ。飛行機のどこに座らさられるか分からないとの心配はなく 通路を挟んだ席に2つ後ろに 同じように席が取れたので 入国カードの記入も 先に書いた人のを参考に書けた。トランス・アジア航空(復興航空)のエアバス320型は GE605便 3列ー3列の6列席である。機内食は 豚肉の煮物だけの簡単なもの。1時間の時差を遅らせて 4時間後、予定通り1620分に着いた。小雨が降っているようだ。

ところが 空港出口で 看板どころか 現地ガイドが 出迎えていない。大分遅れて ガイドの王さんが来た。はじめての人もいるのに 日本では 考えられない。

後は全員揃ったところで バスに案内されて 小1時間後 市内のそれぞれのホテルに 届けられた。既に薄暗い。あまり おなかも空いていないが ホテルの近くの「養生 九尾鶏」という看板のかかった居酒屋で 台湾ビールで乾杯、タイ風ゆで海老や 他の鍋物で 飲んだ。おいしかった。それから 部屋飲みのためコンビニに行き 紹興酒を買った。ホテルのバーなどに 紹興酒が置いてないのには まいった。 従って 連日コンビニ仕立ての紹興酒で 部屋呑み宴会。

10時ごろには 就寝。

 

(第2日目 128日(水)小雨 温度17度)市内観光 行天宮―中正祈念堂―総統府は車窓から―梅子の店で昼食―故宮博物院―忠烈祠(衛兵交代式)―

足つぼマッサージなど漢方の店−免税店―夜 鼎泰豊で 食事(お土産の小籠苞2ヶあり)

 

本日は ホテルを出ると 1日中 外だ。朝食は 630分からで ビュッフェ・バイキング。お茶に砂糖が入っている。まず 

ホテルの近くの「行天宮」へいく。ご存知 関羽を祀っている関帝廟だ。ここは 商売の神様が主で 入場料のようなものは要らない。龍の入り口から入って虎の口から出る。ボランテアなのか プロの写真屋なのか 年配の男性が 積極的に手伝ってくれる。結局 400TWD台湾ドル(1600円)で 写真を買わされた。

しかし 清潔で 占いやら いろんな人たちがいて面白い。

白、黒、緑が葬式の色だ。白っぽい葬儀場も 市内にはある。ツアーには 市内観光だけを目的の人がいて 若い女性が多くて賑やかだ。次は 蒋介石の記念館に行く。

4階には吹き抜けの蒋介石の大きな銅像がある。前を衛兵が1日中守っている。その交代式も見られるが 忠烈祠のほうが面白い。「中山」が孫文、「中正」が蒋介石の雅号である。

お昼は 「梅子の店」で 台湾の家庭料理である。最初に切り干し大根入りの卵ピザ風。牡蠣を細かく 切り ねぎピーマンなどをにんにくを入れて炒める素朴なお惣菜は 牡蠣のうまみや 薄いにんにくの味が効いて おいしい。此処の味付けは 大変おいしい。果物は トロピカルフルーツの盛り合わせで あっさりしている。午後からは 故宮博物院の雑踏を見て 忠烈祠の衛兵交代式に合わせて解散、集合。毛公鍋、野菜、肉、象牙の鞠などお決まりの品々を見る。時間があれば 4回の飲茶レストラン「三奇堂」が うまいが今回は時間的にムリだった。三奇堂というのは 書聖 王義之の手紙の断片を博物院に展示してあるので その名があるが、元来王義之の親筆は 唐の太宗が 自分の墓「乾陵」に全部 副葬品として埋葬させたので 表向き世の中には 王義之の作品はないことになっている。だから 手紙の端くれでも 貴重なのである。その中の一つ「快晴帖」には 今日は 晴れて 気持ちがいいという他愛もないもの。

忠烈祠に行くと丁度5人一組の衛兵がこぶしを突き出し 威儀を正して 動き出したところ。観光客も それに合わせて動いている。門から 正殿まで行く。そこの二人の衛兵と交代し 二人を連れて 門に戻り そこの衛兵二人と交代するという内容だ。横の展示室には 以前は杭州上空の戦果を 日本軍の飛行機6機を空中戦で 撃墜したという大した事もない内容だったが さすがにみっともないので 最近は展示してないようだ。

それから 足つぼマッサージや 漢方薬の店、免税店などで 2時間ぐらいも無駄な時間を 過ごした。台湾ツアーの問題は こうしたオプションの団体の寄せ集めで ガイドも その時、その時で 代わる。バスも代わる。是は問題だ。

夕方は 鼎泰豊で 小籠苞の晩餐に行く。

本店の3階に行列をしている一般客を尻目に入る。肝心の料理のほうは 冷めていて大したことはない。上海の店のほうがおいしい。その次は 日本の新宿、池袋か。土産の2個の肉まんのほうがおいしかった。

ホテルに帰ってから ファミリーマートに 紹興酒を買いに行く。街灯が白熱灯のせいか 日本より暗い。街も暗い。日本は 蛍光灯か LEDなので 明るい。

 

(3日目 129日() )雨止む。九?観光―淡水―北投―夜 士林夜市見物

午前中は やや早めにホテルを出て 九?観光だ。台北から 小1時間のところにあるので 山の上に行くほど渋滞するので是は 正解。少し小雨が残っていたが傘はささなくてもいいぐらい。自由散策になったので 「千と千尋のモデル」になった古い茶屋「阿妹茶楼」という喫茶店に入る。3階に通されたが 下界の基隆湾や島々が見えて最高。此処はいくべきだ。お茶セットというのが 1200円で 一番いい。やわらかい落雁のような米粉菓子がうまい。お茶の入れ方は店の女性がやってくれる。

この景色は 観望台からの景色と同じだが解説があったので 次のページに その内容を述べる。

階段の多い狭い通路を流していて「烏魚子(からすみ)」の店を見つけた。程よい大きさのものが 350台湾ドル(1800円)と安い。

今日から 小、中、高校、大學が 春節前の休みに入ったので 街中 人出が多く 活気がある。

お昼は いったん ホテルに戻り 「肉そば」の軽い食事をして 淡水に移動。商店街で 魚すり身の団子スープ、また「阿給」という大きな 揚げの中にあるさめを入れて トマトケチャップで味付けしたもので 現地の食事で いろんなところで「生阿給」として売られている。お腹いっぱいになるが あまりおいしくない。あと商店街と海岸部地を散策、マクドナルドで 飲み物 マック・シェークを飲む。

次に 北投へ行く。大きな池が源泉で その周辺が 博物館やらいろんな施設がある。此処は最初ドイツ人が発見し、あと温泉好きの日本人が発展させた。最近では 和倉温泉の加賀屋が支店を出して話題になっている。

夜は 大きな500人は入るモンゴル風焼肉としゃぶしゃぶの食べ放題の店に行く。同じテーブルに座った女子大生をからかいながらの食事で おもしろい。

彼女たちは なんでも好奇心の塊で 面白いらしい。こんな時代もあったが 4回目では そうは燃えない。

食事後 士林の夜市へ行く。一番時間が欲しいところだが 40分ぐらいしか時間がないという。あとは新交通MRTで 勝手に帰って来いという。

この雑なやりかたは もう慣れた。夜市も 毎日がそうなので 店が屋台から 通常のお店になっていて 簡単な商店街のようだ。不衛生だから お腹を壊さないようにと スリに気をつけろの二つの注意が繰り返されて 散策どころではない。そうそうに バスでホテルに帰ってきた。また 部屋飲みだ。

 

(第4日目 130日(金) 帰国)朝545分ホテル発というので 530分にはホテルのロビーに集合していたが ホテルのフロントの話だと30分以上遅れるという。聞くところによると バスの運転手が目覚ましの時計を30分遅く設定して 遅れるという。朝飯は あまり早いので ランチボックスを手渡された。

遅れついでにホテルのロビーで 食べた。何とか 桃園空港に着いたが エライ混みよう。ただただ 前に人について動き 飛行機に乗った。出国審査は アメリカ式で アイ・コンタクトと指紋のチエック。散々の旅行だった。成田は 3度ぐらいで シャーベット上の雪景色。18度の亜熱帯性気候から 突然の冬景色だ。

日暮里経由で 高田馬場へ 帰ってきた。ハイお疲れさん。

海岸線景観

座在是亭往右邊一看、就是金九的地標形似鶏籠状的基隆山、正前方則是藍藍

的東海、左前方一覧無遺的是瑞濱及北海岸;由近而遠岬湾分別為深澳港、番仔澳

、望海巷、八斗子、碧砂漁港、和平島、基隆港、野柳岬及最後的大屯火山群、夏

天黄昏時刻只見夕陽緩緩地従大屯火山群落下、餘暉照射層層山丘、山海風光交相

映疊?是好看。海面上孤立的小島叫作基隆嶼、左邊的小山丘則是九?的頌徳山。

 

(邦訳)海岸線の景観(九?の観望台から観た)

このあずま屋から右には、金瓜石・九?のランドマークで、“鶏籠”に似た基隆山を望み、

正面は東海、左前方には瑞濱と北海岸が一望できます。北海岸は手前から、深澳湾、番仔澳、

望海巷、八斗子、碧砂漁港、和平島、基隆港、野柳岬から大屯火山群へとつながり、夏は

夕日が大屯火山群にゆっくりと沈み、残光が丘の斜面を照らし、山と海が刻々と変化した

微妙な光に包まれます。海面に寂しく浮かんでいるのは 基隆嶼、左側の丘は九?の頌徳山

です。

 
西尾さんの撮影したもの

薬学部の卒業記念と言っていたが?。













淡水で売られていた 魚












九ふん

 



2015年3月11日